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禁煙外来日誌 2012.11.22 禁煙しても一酸化炭素濃度が下がらない?
 禁煙外来をしていて、今までにお二方だけ、禁煙をしていて、副流煙も吸っていないのに呼気中一酸化炭素濃度検査の値があまり下がらない方がいらっしゃいました。
いろいろ文献を当たってみましたが、やはり「疾患」で上がることはなさそうです。
(文献を見つけられないだけかもしれませんので、レアなケースはあるかもしれません。)
 で、最初に考えたいのは、やはり外気中の一酸化炭素濃度が高い場所にいたケース。
排気ガスが多いところや、ストーブをたいた部屋、車の中などが当たるようです。
 また、ある測定器の説明書によると、最も結果に干渉しやすいのは、アルコールと水素だそうです。
乳糖不耐症(乳製品で下痢が起きてしまう状態)の場合、腸内に水素ガスを発生し、その一部が、肺を通って排泄され、高い値が表示されてしまうことがあるとのこと。
「各種腸管洗浄法による水素ガス、メタンガス産生の比較検討」福井 信 他(Therapeutic Research vol.15 suppl.2 1994)によると、「大腸内水素ガス濃度は0.06~47%」とされているとのこと。
(乳糖不耐症でなくても)大腸内の水素ガスが多くなりやすい体質であれば、たばこを吸っていないのに高く表示されてしまうことがあってもおかしくなさそうです。
結論:たばこを吸っていないのであれば、たとえ一酸化炭素濃度の検査で高い値が出ても、気にすることはない。
投稿者 医療法人社団 創友会③ (2012年11月22日 23:25) | PermaLink

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