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内科日誌 2014.4.16 うつで死なないで。

内科外来でも、結構うつ状態の患者さんが来られます。 うつで自殺する方のかなりの割合の方が、1か月以内に病院を受診しており、その多くが内科、という話がありました。
僕自身の感覚としても、そうだろうなと思います。

 言い方は変になってしまいますが、「ちゃんと」うつ病になっている方でも、「自分はストレスを感じていない」などと思っていたりするので驚きもし、見逃したら大変だと身が引き締まる思いがします。

 また、「死んだ方が楽」「死にたい気持ちがある」とおっしゃる方も結構な確率でいらっしゃいます。
そう思わせているのは確実に「症状」なのですが、本人は冷静に考えた結論だと思っておられたりするので気を付けなければいけません。
夢を見ているとき、それが夢だとは思えないのと似ています。

 その患者さんに、「その会社は命を捧げるのにふさわしいほどの会社ですか?」と訊くと、必ず「そんなことはない」と帰ってきます。
「症状で」冷静な判断ができなくなる前に逃げるべきなんですが、誰かがそれを言ってあげないといけません。

 思い詰めてしまう方は優先順位を付けるのが苦手な完璧主義の人が多く、何かがだめになったら、全部だめだと思ってしまう方が多いように思います。
(完璧主義は、「どれを優先していいか分からないので全部ができていないと不安」という気持ちの裏返しだったりします。)

 でも、誰だって優先順位の一番は、ホントは自分の命。
誰かが「優先順にの一番は何?」って聞いてあげれば、とりあえず自殺は避けられることもあるように思います。

 誰も聞いてくれなくても、自分で自分に「一番の優先事項は?」と聞いてみることも必要かもしれません。
一番の優先事項が自分の命だと確認したうえで、他の優先順位を決めて、下の方はうっちゃってしまうことも非常に大事です。
優先順位を決めて書き出すだけでも、気が楽になるかもしれません。

 以上、町の内科医が外来をしていて感じたことでした。
間違いや直した方がいい部分があったら、ぜひ教えて下さい。

投稿者 医療法人社団 創友会③ (2014年4月16日 02:06) | PermaLink

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