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院長ブログ

内科日誌 問題飲酒について
ぼくらのアルコール診療 シチュエーション別。困ったときの対処法 伴 信太郎
少し前に読了しました。
間違いなく名著。
内科医は頻回に飲酒問題を抱えた患者さんと接するわけですが、勉強しておくと適切に対応できるようになり、自分も患者さんも本当に楽になります。
 
病院に来ている時点で内心「飲酒問題をどうにかしなければならない」と思い始めている可能性が高いのに、厳しい現実を突き付けて叱責するとかは素人のすること。
(僕も「今まで何をやってきたんだ...」と反省しきりです......。すみませんでした。)
 
小学生の時「勉強しなさい!」と頭ごなしに言われてやる気が出ましたかって話で、まず「病院に来て、正直に話してくれたこと」を褒める。
ラポールが形成できていない時点で無理強いはしなくてもいい、一回で問題を解決できることなんてまずないんだから、まずは「医療につながってていただく」ことを最優先にする、ってことを知っておくだけで、もう全然違う。
本格的なアルコール依存症の場合は精神科の先生との連携(連携はするけど見捨てない)も必要になるので、そう簡単ではないのだろうと思いますが、軽い問題飲酒の指導は本当に楽しくできるようになりました。
皆さん変わりたがってるんですよ。
これは「俺はあと数年生きられればいいんだ」なんて虚勢を張ってる人でも同じです。
こちらはそれを支えてあげるだけでいいんだな、ってことが分かったら、もうほんと楽になりました。
 
さらに勉強を進めているところですが、臨床医として一皮むけそうな気がしています。
簡単に巨人の肩に乗ることができる、素晴らしい時代。
先人たちの偉業に心から感謝。
投稿者 医療法人社団 創友会③ (2016年5月29日 00:04) | PermaLink

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