渋谷ヒラハタクリニック|内科・健診・人間ドック・胃カメラ・大腸カメラ
HOME>院長ブログ

院長ブログ

内科日誌 アルコール、アディクションの本を読みました。
いまどきの依存とアディクション プライマリ・ケア/救急における関わりかた入門 松本俊彦
読了。
あとがきの熱さが今まで僕が読んできた医学書の中で一番かもしれない。
大変勉強になりました。
 
当院は膵臓の患者さんがたくさん来られるので、アルコールの問題を抱えておられる方も多く、日々専用の問診ツールを駆使しながら診療をするようになりました。
アルコールの問題は言葉だけで治療をするという点で、「医は仁術」と言われた時代に通じるものがあるのではないか、と思います。
言葉だけで人は死ぬし、言葉だけで人は蘇生する、というのを実感する毎日で、医療の原点に触れる思いです。
大変新鮮に感じるとともに、「たった一言」の責任の重大さに気を引き締めています。
 
日本の精神医療がアルコールや薬物の依存症治療に非積極的であるというのは悲しむべきことですが、僕のようなプライマリケア医が、比較的軽症のアルコールの問題を抱えた患者さんたちと適切に関わることで、貢献できることは少なくないと確信します。
 
内科医にとってアルコールの問題はまさにcommon diseaseであり、その適切な対応を身に付けておくことは、日々の診療を「楽」に行うにあたって、非常に大切だろうと思うようになりました。
患者さんを傷つけたいなどと思う医師はいないはずです。
自己流の禁酒指導では無益どころか有害なことすらある以上、先人たちの苦闘の結晶を学んで、自分も楽をし、患者さんにも楽しく生きてもらうのがいいのではないかと思います。
投稿者 医療法人社団 創友会③ (2016年6月 4日 02:14) | PermaLink

コメントする


 




TrackbackURL : 

お問い合わせ

tel

フォームでのお問い合わせ

ご質問等お気軽にご相談下さい。
お急ぎの場合はお電話にて
お問い合わせください。