膵臓ドックのご案内

ご家族に膵臓病の方がいるので膵臓が心配
油ものに弱い
お酒を飲むと下痢する
左腰が痛い
左上腹部が痛い
空腹時に冷や汗が出たり、 居ても立っても居られない気分になることがある

そんな不安はありませんか? しっかり調べるのであれば、特に膵臓をじっくり丁寧に見る腹部超音波(エコー)検査、リパーゼ、トリプシン、腫瘍マーカーを含めた血液検査、MRCP(膵臓・胆道系に特化したMRIの撮影法)をお勧めします。

料金

膵臓ドック単体65,900円(税込)
検査内容MRCP、腹部エコー、血清アミラーゼ、P型アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、エラスターゼ1、CEA、CA19-9、尿アミラーゼ
膵臓ドック+人間ドック94,100円(税込)
検査内容膵臓ドック(上記)+身体計測、尿検査、便検査、血液検査、心電図、レントゲン、腹部超音波検査、肺機能検査、眼底・色覚検査

検査は1日で終了。
平日夜でも、土曜でも受けられます。
結果は自宅に郵送されます。
腹部超音波検査の結果は当日医師からご説明いたします。
MRCPの結果は後日となりますが、ご希望の方は当日にお聞きいただくことも可能です。
※検査が夜間の場合には当日に結果をお聞きいただくことはできませんのでご了承ください。
※当日に結果をお聞きになる場合は、2時間程度余計にお時間をいただきます。

超音波検査

腹部超音波(エコー)検査は合併症がなく、CTよりも細かく観察することが可能であり、膵臓の検査では非常に大切な検査となります。 その超音波検査を、じっくり丁寧に行うのが当院の特徴。「膵臓」と決めつけず、他の臓器(肝臓、胆嚢、総胆管、脾臓、腎臓)や下腹部もしっかりと観察いたします。 ただし、膵臓は非常に奥まったところにあるため、超音波検査で膵臓をくまなく観察することは非常に難しいのが実情。観察しづらい部分については、MRCPで補完します。

血液検査

アミラーゼ(AMY)は広く行われている検査ですが、高値だからといって直ちに膵炎ということではありません。 体質で高くなってしまう方も少なくなく、そういった可能性も含めてしっかりと検査を行います。 また、アミラーゼ(AMY)は低いのにリパーゼ、トリプシンといった他の膵関連の値が高い、という方も少なくありません。 当院の膵臓ドックでは、それらに加えて、腫瘍マーカーのCA19-9、エラスターゼ1を加えて検査をいたします。

MRCP

MRCPは膵臓・胆道系に特化したMRIの撮影法です。 その特徴は、膵臓をくまなく観察でき、奇形や膵炎、膵癌も発見できること。(MRCPの膵癌に対する感度は95%、特異度は82%と報告されています※) しかし保険診療では、何か異常がないとMRCPを行うことができません。 当院の膵臓ドックでは、そのMRCPを近隣の専門施設で受けていただくことができます。

※[LOPEZ HANNINEN E, AMTHAUER H, HOSTEN N, RICKE J, BOHMIG M, LANGREHR J, HINTZE R, NEUHAUS P, WIEDENMANN B, ROSEWICZ S, FELIX R. PROSPECTIVE EVALUATION OF PANCREATIC TUMORS:ACCURACY OF MR IMAGING WITH MR CHOLANGIOPANCREATOGRAPHY AND MR ANGIOGRAPHY. RADIOLOGY 2002;224:34─41.]