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2020/05/31更新

歯と口のケアで誤嚥性肺炎を予防!

口腔ケアをしないと誤嚥性肺炎が2倍に!

新型コロナといえば真っ先に思い浮かぶのが肺炎などの呼吸器疾患ですが、歯科疾患も呼吸器疾患と密接な関係があるのをご存知ですか?

代表的な呼吸器疾患の一つに「誤嚥性肺炎」があります。
これは食物などの異物が気管に入ることによって生じる肺炎ですが、実は口の中の清掃状態と密接に関わっていることが分かっています。
特別養護老人ホームで行われた研究では、継続的に口腔ケアを行った場合とそうでない場合で誤嚥性肺炎の発症率に2倍近い差が出ました

口腔・咽頭の機能低下と誤嚥性肺炎 佐々木英忠ほか. 厚生省厚生科学研究費補助金長寿科学総合研究平成6年報告書;4:140-6.

また、誤嚥性肺炎で亡くなられた方の肺から歯周病原菌が高い割合で発見されることから、歯周病と誤嚥性肺炎との関わりは明らかです。

新型コロナの感染拡大と誤嚥リスク

誤嚥性肺炎では、声を出すことや運動も予防につながるのですが、新型コロナの感染拡大に伴う自粛生活で、声を出すことも体を動かすことも減り、誤嚥傾向が悪くなっている人も多いと予想されます。

誤嚥性肺炎は高齢者だけの病気と認識されがちですが、糖尿病などの免疫力が低下するような患者もその危険性は高いので要注意。
また、基礎疾患がなくても、口腔内が不潔で不健康な生活を送っていれば、生命の危険にさらされる可能性もあります。

リスクを減らすケア

リスクを少しでも減らすためには、クリニックでの専門的なメンテナンスはもちろんのこと、日々の歯磨き(ブラッシング)が必要不可欠。
正しい歯磨きを行うためには歯科医院での指導に加えて、歯ブラシも月1回の頻度で替える必要があります。

歯磨きをしっかり行うことは規則正しい生活を行うことでもあり、ひいては重篤な疾患を遠ざけるということを認知していただきたいと切に望んでいます。

入念な歯磨きは面倒臭いという方もいらっしゃるかもしれませんね。
最後に、私の敬愛するスタジオジブリの宮崎駿監督の言葉を紹介します。
「大事なものは、たいてい面倒くさい」


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